世界で最も厳しい市場「ヨーロッパ」で認められる企業になったのもライフプラス創設者のストーリーを読んで頂ければ御理解頂けるかと思います

                                                             Lifeplus International 創設者

                                                                  J. Robert (Bob) Lemon

ボブ・レモンは１９６５年、オハイオ州立薬科大学を卒業後、フロリダで薬局事業を開始しました。当時は薬が最優先の時代。時代の波に乗り事業は大きく伸びていました。６０年代の古き良きアメリカの時代、ボブ・レモンの暮らしも何不自由ない豊かな当時のアメリカを象徴するものでした。

しかしボブは当時から自分のビジネスの成功とは裏腹に、とてもやりきれない感情も抱いていました。

大量の薬に頼る患者の容体は決して良くなってはいない。薬は薬で大変素晴らしいものではあるが、あまりにも薬だけに頼る、西洋医学一辺倒な流れに警告を発するべきではないか。

現場で患者を診る度に、その思いが強くなっていきます。

ガン治療に学生時代から関心が高かったボブは、ヨーロッパで最先端の酵素療法に大変興味を惹かれます。アメリカの最先端のビタミンの研究と、このヨーロッパの酵素理論を基に、もっと患者の体に優しい自然薬の開発に情熱を注ぐようになりました。

しかし当時のアメリカでもこのような自然療法的な考え方に理解を示す時代では無く、医薬業界からは異端児扱いされていました。

６０年代後半、彼はドイツとアメリカを何度も行き来しながら、ビタミン・ミネラル・酵素・ハーブ、そしてアジアや南米で評価の高い民間伝承薬を研究し、全ての良いところを積極的に取り入れた独自の自然栄養製品の開発を進めていきました。

しかし当時のアメリカは、十分な英語の情報がないという事だけでアメリカ国内での正式な使用は認められなかった為、同志達とジャマイカに小さなクリニックを立ち上げ、ドイツやアメリカの医者、薬剤師、研究者達と世界最先端の自然薬を使った治療をがん患者を対象に行っていました。

しかし、政治的理由からジャマイカに拠点を持つ事が出来なくなり、アメリカ本土に戻ったこの「最先端の統合医療チーム」はアメリカ各地で医療従事者を対象に「薬と栄養剤をどのように使って患者のケアをするか」といったセミナーを行いました。もう、かれらの自然薬の知識と研究、実績は誰も追いつけないほどのレベルに達していたのです。

それから間もない７０年代終り「マクガバンレポート」がアメリカ政府から発表されます。

それは、飽食の国アメリカ国民の健康不良の原因は、皮肉にも３大栄養素の取り過ぎと、ビタミン・ミネラル不足からくるアンバランスな食生活に原因があるとされ、やっとボブ達が選択した方向性に追い風が吹き始めました。

彼の製品開発と研究仲間に内科医ドクターマキィの存在がありました。彼も当時から自然療法と医薬品、食事、心のケアまでを扱う統合治療を勧めていた先駆的な大変優秀な医者で、実際多くのガン患者を診てきました。マッキィ博士は内科学、血液学、腫瘍学の３つの専門医の資格を併せ持ち、スクリップス研究所では腫瘍免疫学の画期的な開発研究を行い、米国の癌治療における統合医療を確立した人物です。2001年には医療現場から離れ、ライフプラス社の製造責任者として就任しました。

ボブは当時から一般の人々もこれからは医師を通さなくても、もっと本格的なサプリメントを使う時代が来る事を確信していました。しかし、その大きな需要に応える十分な設備も手段もまだ所有していない状態でした。

そんな矢先に運命の出会いが訪れます。後にライフプラス創設者の一人となる ビル・エバンスとの出会いです。彼は妻メアリーが末期ガンと闘っている時に優秀ながん治療医の噂を聞きつけ、ドクターマキィの病院を訪ねます。余命も半年足らずと宣告されていた彼女は、ドクターマキィの治療と、ボブ・レモンの手がけるサプリメントを使った統合治療のおかげで、その後２３年もの人生を全うします。自分の子供達と過ごす毎日はもちろん、夢にまで見た孫たちにも会える事まで出来たのです。

実業家としての才覚に秀でていたビル・エバンス（ナスダック上場企業プロデンテック創業者）はボブとすっかり意気投合し、新しい企業を一緒に創業する可能性が開けてきました。

ビル・エバンスは当時のボブのサプリメント開発への情熱に感動し、ボブが手がける製品の将来性を確信し、2人は79年この出会いを通してビジネスパートナーを組みます。

当時ボブは、医科向け専門に栄養補助剤を作る専門メーカー、V.M.ニュートリーの取締役として様々な最先端の自然薬を世に発表し、大変多くの評価を得ていました。

このV.M.ニュートリーという会社は１９３６年創業のメーカーで医療関係者の間では大変評価の高いメーカーでしたが、ボブは幸運な事に、この会社を引き継ぐことにななり、自分の薬局事業を売却し、VMニュートリー社を所有したのです。

ボブはこの医療関係者のみにルートを持つこの企業で、一般の人々が医者を通さずに購入出来る最も合理的な方法を模索していました。

それが、メーカーである自分達が販売会社・問屋・小売販売といった仲介を通さずに直接消費者に届ける、しかも国境を越えて世界中に、同一価格、同一品質で！ 　　というコンセプトでした。

１９９２年正式にライフプラスインターナショナルとして、これまでにない流通を発表したのです。

国境に関係なく小売販売業者や代理店を通さず、メーカーと消費者が直接結びつくモデルです。９０年代のIT技術の発展、国際化の波にも乗り、日本を含む世界５０カ国以上の愛用者に直接、個人輸入で出荷され、国境は関係なくアメリカはもとよりヨーロッパを中心にその声は着実に広がりを見せています。

ドクタードワイト・マキィ　ドイツでの講演